琵琶湖にて 7歳頃のハチ
今朝の朝日新聞朝刊投稿欄「ひととき」を読んでいてハチを思いだす。
投稿者は長野県諏訪市の57歳の主婦。穏やかで優しいワンちゃんが、16歳目前に亡くなったが、子どもたち3人とお母さんがワンちゃんの耳元でひそひそ話したり、ワンちゃんが高齢になって介護が大変になったとき、家族全員でワンちゃんの命について考えたことで、忘れかけていた心の底の温かい気持ちを思い出させてくれたことなど、ワンちゃんとの生活がいかに幸せだったことが書かれていて、最後にただただ「ありがとう」と締めくくられていた。
どこの家庭でもあるようなペットとの暮らしぶりであるが、5年前に16歳で亡くなった、我が家の三男ハチとの暮らしが思い出されて投稿者の気持ちがよく分かった。
わが家は、リビングにも書斎の机にもハチの写真を置いてあり、在りし日のハチの仕草や会話を思い出している。時々ブログにも「ハチのひとり言」として天国からのメッセージを投稿しているが、幾つになってもハチとの絆は尽きることがない。